エキストラサクションリフト

PTFE製ダイアフラム (TFM1705b)を使用したフランジ付きPTFEポンプT200に、Tapflo Solutions™のPVDF製ウェッティングシステムを取り付けました。

南欧にある陽極酸化処理工場において、ポンプ揚程3m、濃度不明の廃硫酸とリン酸の混合液 (容量3.75m3/h、ヘッド20m@90℃、密度1760kg/m3)を移送する必要がありました。T200ポンプの最高吸込高 (自吸) 3.8mwcのため、混合液の吸い上げができません。

Tapflo Solutions™チームのおかげで、この課題は簡単かつ効果的に解決されました。耐薬品性材料でできた小型容器がポンプに取り付けられ、PVDFチューブでポンプ底部のプラグ(部番33)に接続されています。この容器下部にあるバルブは、容器内が満液になり吸込管内の液体がポンプレベルに達した後に閉じます。

これにより7mwc以上の吸込高 (自吸) 能力を得ることができました。