バッチコントローラー2

AODDポンプで指定された量の液体を移送することは、非常に簡単で正確になりました。

電子バッチコントローラは、バッチ処理を行うために設計された自動化装置です。タプフローダイアフラムポンプと一緒に使用することで、ほとんど全ての液体を移送することができます。ポンプのストロークをカウントしてまとめることで、1バッチあたり60mlの精度を達成します(TR20ポンプサイズ使用時)。

動作原理

ポンプが1ストロークするごとに、インダクティブセンサー(ポンプ構成では-5Cまたは-5CFオプション)から信号が送信されます。各信号はコントローラで受信され、要約されます。1回のストロークで送液される量はあらかじめ設定されています。

バッチ量を設定し、STARTボタンを押すことで運転が開始されます。ポンプは希望の送液量に達するまで運転します。その時、コントローラはソレノイドバルブのスイッチを切り、ポンプへの空気供給を停止します。

次のバッチはSTARTボタンを押すだけでスタートします。また、ポンプをマニュアルモードに切り替えることも可能で、その場合はSTARTボタンを押すことでポンプが作動し続けます。

カタログ&取扱説明書

バッチコントローラー
仕様
機能:バッチ処理、進捗状況表示、メンテナンス用積算計
電気部品:MPUコントローラー、メインスイッチ、サーキットブレーカー、E STOP、ケーブル(5m)
電源:220-230V AC; 50-60 Hz
保護等級:IP65
外形寸法:400x300x195 mm
カバー材質:ABS樹脂(グレー色)